勉強するときの場所選びというのは結構大切なもの。
- いかに集中力を持続させることができるか
- 時間を効率よく使えるか
この二つが場所選びで大きく左右されます。
自宅学習のあるある体験として自宅で勉強すると『不要な掃除をしてしまう』『置いてある漫画を読んでしまう』『少し寝転がる』(※結果数時間寝てしまう)といったような経験をされた方も多いのではないでしょうか。
自宅では集中できないからと図書館や塾の自習室に行くのですが、静かな中でひたすら勉強するといったことにも息が詰まってしまいます。
こんな経験から『なかなか集中して勉強できる場所が見つからない!』といった悩みのある方はカラオケ店を勉強の場として利用してみるのもいいかもしれません。
ちなみに筆者はカラオケ店で仕事をしますが、会社よりも自宅よりもはるかに捗ります。
今回はカラオケ店での勉強について詳しく、集中できる方法をメリットやデメリットを交えながら解説していきたいと思います。
この記事はこんな方におすすめです。
- 集中して勉強できる場所を探している。
- 安い料金で個室で勉強したい
- カラオケで勉強して良いか知りたい
カラオケで勉強するメリット
塾や図書館などの自習室も集中はできますが、カラオケ店での勉強もたくさんのメリットがあります。
主なメリット
- 個室で集中できる
- 飲食できる
- 予約ができる
- スタバなど喫茶店よりコスパが良い
個室で集中できる
まず、完全な個室なので高い集中力を持続することができます。また暗記をするときに重要な復唱をこともできます。
記憶するときは目からの情報だけでなく耳からも情報を入れることで記憶されやすいとされています。
脳科学の専門家である林成之教授。北京オリンピックの日本代表競泳チームにアドバイザーとして参加し、 北島康介選手を世界一に導いたことでも有名です。林教授の講演に行ったとき「ものを覚えようとするとき、文字を追うだけでなく声に出して読んでみるなど、意識的に複数の情報を重ねることが有効なのです」とおっしゃっていました。
勉強ができる場所として考えられる図書館や自習室では他の人がいるのでこの復唱ができません。またカフェなども人目があるので復唱するのは難しいですよね。
その点カラオケ店であればどんな大声を出しても注意されることはなく思う存分復唱できます。カラオケ店が勉強の場所として最強だと言えるのはこのように外部を完全にシャットアウトし勉強だけに集中できることにあります。
飲食できる
自習室では飲み物は飲んでOKですが食事はできません。カラオケ店であればどちらもすることができますし。持ち込みOKのカラオケ店であれば、お弁当を持ち込んで部屋でそのまま食べることもできます。
場所を変えずに食事できると休憩から勉強モードへの切り替えもスムーズです。
お弁当やテイクアウト商品の持ち込み可能なカラオケ店の一覧はこちらの記事に詳しくまとめているので参考にしてみてください。
予約ができる
塾や図書館の自習室は、朝から早いもの勝ちの取り合いとなることがあります。でもカラオケ店は事前に予約もできるので机を確保するために並ぶこともありません。
スタバや喫茶店よりコスパが良い
スタバや喫茶店でも勉強する事ができますが、ドリンク1杯は結構なお値段。長時間勉強するとなるとどうしても2杯、3杯と飲みたくなってしまいコスパ的に悪くなってしまいます。
カラオケ店であればフリードリンクや持ち込みができコスパが良いです。
カラオケでの勉強で集中するために
カラオケで勉強して一日を有効に過ごすためにしておきたいことを解説していきます。
一日の目標を立てる
- 時間を有効に使うために一日の目標を立てる。
『今日はここまでするまで帰らない!』といったように目標をたて自分自身と約束しましょう。
集中できる時間ごとに区切る
- 人間の集中力は25分から90分くらいまで
人間の集中力は長くても90分です。あなたが2時間ぶっ通しで勉強しても無理をした時間は集中できず勉強したことが頭に残りにくい状況です。
集中力を持続させる方法として25分集中したら5分休憩するポモドーロ・テクニックというものがあります。25分集中5分休憩を1セットとして3セットしたところで15分休憩する。この方法であれば集中力が持続した状態で勉強することができます。
スマホは見ない
- スマホは集中の大敵。
勉強するにしても仕事するにしてもスマホを触るとすぐに時間を取られてしまいます。スマホは通知をOFFにして画面は見ないようにするのが一番です。
カラオケのモニターを切る
- カラオケのモニターも勉強するときには必要ない。
モニターは普通のテレビと同じように背面や横に画面の電源ボタンがあるのでここでOFFにしましょう。画面を消しても音だけ流れている場合はリモコンでボリュームを0にするといいですよ。
分からない場合は店員さんに連絡すると対応してくれます。
カラオケで勉強するデメリット
カラオケ店で勉強そすることはメリットだけではありません。当然デメリットもあります。
誘惑がある
やはり一番のデメリットはカラオケができる環境であるといったことから誘惑があることです。しかしこれは部屋に入ってすぐにモニターの電源を切ってしまえば解消することができます。部屋に入ったら誘惑を全て断ち切りましょう。
お金がかかる
自宅や図書館で勉強すれば費用は全く掛かりませんがカラオケ店はどんなに安くてもお金がかかります。お金を払った分しっかり勉強しようと気を引き締めて勉強することができる反面毎日の利用となると掛かる費用も多くなってしまいます。
勉強に適した場所はカラオケ店だけではないので、自分のモチベーションや勉強できる時間。使えるお金を考慮して場所選びをするのがおすすめです。
となりの部屋から若干の歌声が聞こえる
防音設備のあるカラオケ店ですが、静かに勉強しているとやはり隣からの歌声は聞こえてきます。これは人によると思うのですが、筆者は若干の雑音がある方が集中できるので逆にありがたかったりもします。
人間は無音状態よりも多少の雑音(ホワイトノイズ)があった方が集中力が高まることは東京大学薬学部教授で大脳生理学を専門とする池谷裕二さんも仰っています。
しかしどうしても無音または静かな環境が良いといった場合は耳栓をするかノイズキャンセリングイヤホンを使うこともおすすめです。
【おすすめのノイズキャンセリングイヤホン】
ノイズキャンセリングイヤホンならぬノイズキャンセリング耳栓(音楽は聴くことができません)といった商品も出ています。
カラオケ店で勉強するのはいいの?
カラオケ店で歌わず勉強をして良いの?といった疑問がある方もいると思います。
- 結論はカラオケ店で勉強してもOKです。
カラオケ店を利用するから必ず歌わないといけないといった事はありません。また、最近ではカラオケ店自ら歌う以外の利用方法(勉強、趣味、女子会など)を推奨しています。
カラオケでどんどん勉強していきましょう。
カラオケは勉強以外にどんな使い方ができるの?友達と集まって騒ぎたいけどそんなときも使える?と気になる方はこちらの記事がおすすめです。
勉強におすすめなカラオケ店
勉強におすすめなカラオケ店の条件として『持ち込みができる』『学生が安く利用できる』この2点があると思います。
この条件をクリアーできおすすめできるカラオケ店は
カラオケまねきねこの学生が利用できるお得な料金や利用方法などカラオケまねきねこの全てを詳しく解説した記事はこちらになります。
特にまねきねこでは高校生にとってメリットのある料金設定(ゼロカラ)を展開しています。ゼロカラの利用条件やルールなど詳しく知りたい方はこちらの記事で確認してみてください。
カラオケバンバンでは持ち込みできる店舗とできない店舗が分かれています。持ち込みできる店舗の確認方法や持ち込みする商品としてどこまで良いかなど詳しくまとめているのはこちらの記事になります。
まとめ
カラオケで勉強することで集中でき効率よく勉強することができますが、デメリットもあります。『自宅や自習室では集中できない』といった方は環境をかえるといった意味でも一度カラオケ店での勉強に挑戦してみていかがでしょう。
ただしカラオケ店なのでどうしても料金は発生します。カラオケ店を毎日の勉強スペースとして使うのは金銭的に少し厳しい面もあるので、勉強できるスペースの1つとして利用していくのが良いと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てればと思います。
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