部屋に入ったのに、誰も曲を予約しない。「最初に歌って」と言われると、何を入れるか急に迷ってしまいますよね。カラオケの1曲目は、自分が歌い慣れていて、その場の人も知っていそうな曲から選ぶのがおすすめです。
最初の人が、いきなり一番盛り上がる曲や難しい曲を歌う必要はありません。先に1曲が始まれば、ほかの人も次の曲を選べます。「場を完璧に盛り上げる」より、「気持ちよく始められる」を目標にすると選びやすくなります。
この記事では、JOYSOUND公式の1曲目特集に掲載された曲から6曲を選び、どんな場面で候補にするか、どんな場合は別の曲にするかを整理しました。公式YouTubeで曲を思い出しながら、本命と予備の2曲を決めておきましょう。
この記事でわかること
- 最初の曲を迷わず決めるための3つの基準
- 公式特集から選んだ6曲と、候補にする場面
- 職場・初対面・友人同士での選び方
- 声が出しにくいときの確認と、歌い始める手順
カラオケの1曲目は「歌い慣れた曲」から選ぶ
最初の曲に迷うなら、流行曲を一から探すより、いつものレパートリーから絞りましょう。そのうえで、相手も知っている曲かを考えると、無理に背伸びせずに始められます。
予約前に確認する3つのポイント
候補が複数あるときは、次の順に比べてみてください。
- 最後まで覚えている:サビだけでなく、歌い出し・Aメロ・2番も思い出せる曲を優先します。
- 無理な声を出さずに歌える:高い部分だけでなく、低い部分も自分に合うかを確かめます。
- 相手との共通点がある:好きな歌手、ドラマ、アニメなど、会話に出た曲を手がかりにします。
JOYSOUND公式も、1曲目の選曲では知っている曲や声を出しやすい曲を挙げ、キー調整も案内しています(公式コラム「1曲目とシメ」)。ただし、特定の曲が誰にでも合うとは限りません。まず自分の歌いやすさを確かめることが大切です。
人気順位と1曲目への向き不向きは別
よく歌われる曲でも、自分が覚えていなければ最初の1曲には選びにくいものです。反対に、少し前の曲でも、歌い慣れていて相手も知っていれば候補になります。
「最新曲を入れないと盛り上がらない」「男性は男性歌手の曲」と決めず、歌える曲の中から選びましょう。キーの合わせ方はカラオケのキー変更の考え方で確認できます。
カラオケの1曲目におすすめの6曲|場面と注意点を比較
以下はJOYSOUND公式「カラオケで1曲目に歌いたい曲特集」に掲載されている曲から選んだ候補です。2026年10月24日に掲載を確認しています。人気順や難易度順ではなく、場面ごとの選びやすさを考えて並べました。
| 曲名・歌手 | 候補にする場面 | 予約前の確認 |
|---|---|---|
| Happiness/嵐 | 職場や友人の集まりで、相手が曲を知っているとき | 出だしから歌えるかを確認。周囲の反応より自分が覚えていることを優先 |
| マリーゴールド/あいみょん | にぎやかさを急がず、歌い慣れた曲から始めたいとき | 女性曲だから自分にも合うとは限らない。低い部分とサビの両方を確認 |
| 新宝島/サカナクション | 同じ曲やMVを知る友人と始めるとき | MVを知っていることとフルで歌えることを分ける |
| イケナイ太陽/ORANGE RANGE | 友人同士で一緒に歌う相談ができるとき | 複数人で歌うなら分担を決め、一人に任せきりにしない |
| ブルーバード/いきものがかり | アニメの話題が共通している集まり | 出だしやサビで無理に張り上げない。動画は公式ライブ版 |
| 革命道中 – On The Way/アイナ・ジ・エンド | その曲を知る友人と近年の話題曲で始めたいとき | サビ以外も覚えている場合の候補。初見に近ければ次回の練習曲へ |
ここからの向き・不向きは編集上の提案です。音域の実測や、全員を対象にした歌唱難易度の評価ではありません。知っている曲があれば、公式動画で出だしも思い出してみてください。
Happiness/嵐
最初から場を温めたいけれど、何を歌えばよいか決められないときの候補です。嵐の曲を知っているメンバーなら、予約前に曲名を出してみてください。歌い慣れている人に向く候補であり、男性なら必ず歌いやすいという意味ではありません。
マリーゴールド/あいみょん
元気な曲で一気に盛り上げようとすると緊張する方は、普段から歌っている曲を選ぶほうが始めやすいこともあります。「マリーゴールド」を覚えているなら候補にしましょう。原曲のキーにこだわらず、自分の声で低い部分も高い部分も歌えるかを確かめてください。
新宝島/サカナクション
曲やMVを知っている友人と行くなら、共通の話題を作る入口になります。ただし、映像の印象が強くても歌詞を覚えているとは限りません。振り付けや演出まで再現しようとせず、まず曲を歌えることを優先しましょう。
イケナイ太陽/ORANGE RANGE
友人と一緒に始めたい場面の候補です。一人で歌うか、複数人で分担するかを先に決めておくと、予約したあとに押し付け合うのを避けられます。職場や初対面の集まりなら、勢いだけで決めず、相手も曲を知っているか確認してください。
ブルーバード/いきものがかり
アニメの話が通じる友人と行くなら、作品を入口に曲を選ぶ方法もあります。「ブルーバード」はその候補の一つです。アニメ主題歌だから簡単とは考えず、出だしから無理なく歌えるかで決めましょう。下の映像はアーティスト公式が公開した「NARUTO THE LIVE」のライブ版です。
革命道中 – On The Way/アイナ・ジ・エンド
その場で曲の話題が出ていて、自分も歌い慣れているなら候補になります。一方、聞いたことがあるのがサビだけなら、1曲目に試すより次回の練習候補にする方法がおすすめです。新しい曲を歌うことより、迷わず歌い始められることを大切にしてください。
公式YouTubeで革命道中 – On The Wayを確認する
曲の雰囲気を思い出したいときは公式MVから
下は嵐「Happiness」の公式MVです。映像で曲を確かめたあと、歌い出しやサビ以外も覚えているかを振り返ってみましょう。
落ち着いて曲を確認したい方は、あいみょん「マリーゴールド」の公式MVも参考にしてください。
職場・初対面・友人同士で1曲目の選び方を変える
同じ曲でも、その場のメンバーによって選びやすさは変わります。相手の年齢だけで判断せず、集まりの目的と直前の会話を手がかりにしましょう。
職場や初対面の集まりは、相手の知っている曲を聞く
職場では「皆さん、どんな歌手を歌いますか?」と軽く聞いてから選ぶ方法があります。自分の候補を挙げて「Happinessを入れてもいいですか?」と伝えるだけでも、最初の曲を決めるきっかけになります。
全員が知っている1曲を見つけようとすると、かえって決められなくなることもあります。反応が分からないなら、まず自分が歌い慣れている曲を入れ、次の人に選ぶ時間を渡すくらいの考え方でよいでしょう。
友人同士なら、共通する作品や歌手から選ぶ
好きなアニメやライブの話で盛り上がったあとなら、その歌手や作品の曲を候補にできます。一緒に歌う場合は、相手も歌いたいかを先に聞き、マイクを勝手に渡さないようにしましょう。
アニソンから探したいときは、JOYSOUND公式の1曲目特集でも候補を確認できます。ボカロも同じで、ジャンルそのものより、その場で知っている人がいるかと自分が歌えるかで判断してください。
男性・女性、20代・30代・40代といった分類は入口にする
性別や年代別のおすすめは候補探しには便利ですが、当日の正解が決まるわけではありません。同世代でも聞いてきた音楽は違いますし、異性の歌手の曲が声に合う人もいます。
たとえば「30代だからこの曲」と指定するより、「このドラマの曲は知っていますか?」と具体的に聞くほうが、共通の曲を探しやすくなります。曲数を増やしたい男性は男性が歌いやすい曲の選び方も参考にしてください。
1曲目を喉ならしにするなら、無理な声を出さない
最初は思ったように声が出ず、いつもの曲が歌いにくいと感じる場合もあります。そんなときに「この曲なら喉が開く」と決めつけず、声の出し方と部屋の音量を見直しましょう。
高い声や大声を、最初から出そうとしない
出しづらい部分があるときは、原曲と同じ高さで押し切らず、自分に合うキーを探してください。小さな声を補うために力いっぱい叫ぶのではなく、まずマイクが声を拾っているか、伴奏が大きすぎないかを確認します。
音のバランスは部屋や機材で変わります。調整はマイク音量・ミュージック・エコーの調整順を参考に、一項目ずつ見直しましょう。キーや音量を変えてもつらい場合は、その曲を見送って休む選択も大切です。
バラードなら必ず歌いやすいわけではない
テンポがゆっくりでも、高い音が続いたり、長いフレーズを歌ったりする曲はあります。「バラードだから喉ならし向け」「アップテンポだから最初はだめ」と一律には決められません。
歌い慣れたバラードを落ち着いて歌う始め方も、覚えている明るい曲で始める方法もあります。相手に聞かせることだけでなく、自分が楽に歌えるかを優先してください。
誰も歌い出さない時に、最初の1曲を始める手順
曲選び以上に、予約ボタンを押すタイミングで迷うこともあります。最初に歌うなら、短く声をかけてから始めると、ほかの人も次の曲を探しやすくなります。
- 一言伝える:「先に1曲入れてもいいですか?」と周囲に声をかけます。
- 本命を予約する:迷ったら、当日初めて試す曲より歌い慣れた曲を選びます。
- キーと音量を確認する:普段の設定があれば確かめ、歌い出して無理があれば調整します。
- 次の人につなぐ:歌い終わったら「次、何を入れますか?」とマイクやリモコンを渡します。
DAMが2023年2~3月に実施した1曲目についてのユーザーアンケートには、自分から歌いたい人だけでなく、ほかの人に曲を選ぶ時間を作るために最初に歌うという回答も紹介されています。歌唱力を見せることだけが、最初の人の役割ではありません。
一方、先に歌いたい人がいるなら、その人に任せてかまいません。苦手なのに指名された場合も、「最初はお願いします。次に歌います」と伝えれば、歌う順番を相談できます。
カラオケの1曲目でよくある質問
最後に、選曲や始め方で迷いやすい点を確認します。
1曲目から採点を入れてもいいですか?
一緒に行く人が採点を楽しみたいなら候補になります。点数を見られると緊張する場合は、「最初は採点なしで歌ってもいいですか?」と相談しましょう。最初から採点することを前提にせず、その場で決めてかまいません。
好きな曲がマイナーな場合は避けたほうがいいですか?
必ず避ける必要はありません。好きな曲を紹介したい集まりなら、「この曲が好きなので歌います」と伝える方法もあります。職場や初対面など反応が分からない場合は、最初は共通点のある曲を選び、好きな曲をあとに回すと選び分けやすくなります。
本命の曲を先に歌われたらどうしますか?
予備の1曲に切り替えれば大丈夫です。同じ曲を歌いたいなら、時間を空けて「私もこの曲が好きなので、あとで歌ってもいいですか?」と相談する方法があります。出発前に2曲決めておくと、その場で探し直さずに済みます。
まとめ|1曲目と予備の1曲を決めておこう
カラオケの1曲目は、自分が歌い慣れていて、その場の人と共通点がある曲から選ぶと始めやすくなります。曲を決めるときは、次の4点を押さえてください。
- 歌えることを優先:サビだけでなく、歌い出しや2番も覚えている曲を選びます。
- 相手との共通点を見る:性別や年代だけで決めず、好きな歌手や作品を手がかりにします。
- 最初から無理をしない:キーと音量を確かめ、つらい曲を大声で押し切らないようにします。
- 予備曲を用意:本命を先に歌われても、別の曲ですぐに始められるようにします。
まずは6曲の中から、最後まで覚えている曲を1つ選んでみてください。思い当たる曲がなければ、普段のレパートリーに戻ってかまいません。本命と予備が決まれば、入室後は一言声をかけて予約するだけです。


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