ダイソンの掃除機を長年使っているとバッテリーが弱ってきます。
- 今までよりも使える時間が短くなった。
- すぐにバッテリーが切れる。
- 動いたり、止まったりする。
- 使用中すぐに充電切れのLEDランプが点く(青点滅)
こんな場合はバッテリーが弱っているのかも。部屋の半分も掃除できないと効率が悪くなってしまいます。
- ダイソンのバッテリーが弱ってしまったらどうしたらいいの?
- 掃除機を新しく買替ないといけないの?
- バッテリーを復活することはできるの?
今回はダイソンのバッテリーについて調べてみます。
ダイソンバッテリーは復活するのか
いろいろ調べてみた結果、結論からお伝えすると一度弱ってしまったバッテリーを復活させることはできません。
しかしバッテリーは交換できるのでバッテリーだけを交換することでまた以前の吸引力を復活させることはできます。またバッテリー以外に原因がないか一度チェックしてみてください。
ダイソンの充電がすぐ切れるときにチェックすること
熱い場所や寒い場所で使用していないか
リチウムイオンバッテリーは0℃から35℃の範囲内での使用が推奨されており最適な使用温度は16℃~25℃となっています。使う温度がこれを下回ったり超えてしまうと不安定になってしまうので症状が出ているときは温度が適正か確認してみてください。
フィルターが詰まっていないか
フィルターにものが詰まっているとモーターに負荷がかかってしまいこれを防止する目的で動かない場合があります。
動くがすぐに止まってしまう場合などはものが詰まっていないか確認が必要です。
ノズルやヘッドにゴミが詰まっていないか
フィルターと同じでここにものが詰まってしまっているときに停止している可能性があります。一度確認してみてください。
以上を確認しても異常がない場合は本当にバッテリーが弱っている可能性があります。
保証期間内かを確認
バッテリーは保証期間内(2年)であれば無料で交換できる可能性があります。バッテリーを購入する前に必ずこの保証期間内であるか確認するようにしましょう
確認はダイソンのオンラインサポートからすることができます。
そもそもバッテリーの寿命は?
バッテリーの寿命は使用頻度や使用方法によって差があるのですが、だいたい約2年くらいが多いようです。メーカー側の保証期間が2年といったことを考えると2年がひとつの目安なのかもしれません。
しかし、使用頻度などの違いにより2年以上使えている場合もあるようなので丁寧に扱うことで寿命を延ばすこともできるようです。
バッテリー購入の際に気をつけたい点
ダイソンのバッテリーはダイソンが販売している純正品と他のメーカーが製造販売している互換品のものがあります。筆者としては純正品の購入を強くおすすめします。
互換品のバッテリーは発火事故や充電できないなどトラブルが発生しています。発火事故に関しては経済産業省から案内が出ているほどです。
ダイソンバッテリーの購入方法や互換品について詳しくまとめた記事はこちらになります。
ダイソンバッテリーの交換方法
バッテリーの交換方法はメーカーの説明が一番わかりやすいと思います。またダイソンでは交換方法を詳しく説明した動画もありこちらもわかりすくなっています。
新しいバッテリーを長持ちさせるには
交換したバッテリーは極力長く使いたいもの。どうすれば長く使うことができるのでしょうか。
過放電に注意する
リチウムイオンバッテリーは電池容量を全て使い切ったまま放置することで劣化が早まります。使用してバッテリーを使い切ってしまったら忘れないうちに充電するようにしましょう。
また、使用しない場合でも本体につけているだけで少量ずつバッテリー残量が減ってしまいます。長期間使わない場合は本体からとり外して涼しい場所でバッテリーのみ保管するようにしてください。
これとは逆に過充電でもリチウムイオンバッテリーは劣化してしまいますが、ダイソンの充電器は充電器側でコントロールしてくれるのでこの心配はありません。
保管も使用も高温に注意
リチウムイオンバッテリーは熱い環境が苦手です。使うときと保管するときは温度に注意し高温にならないようにしましょう。
連続使用で高温になってしまった場合は少し時間を置きバッテリーをクールダウンしてから使うようにしてあげてください。
強モードを多用しない
ダイソン掃除機は吸引力が強くなる【強モード】があります。このモードは吸引力が強くなるのですが、リチウムイオンバッテリーとしては大電流放電といって目一杯のパワーを出している状態となり劣化を早める原因となります。
通常モードで掃除できる場所(畳やフローリング)と強モードで掃除したい場所(汚れがひどいところ、カーペット)など掃除する場所によってモードを使い分けることで負荷を減らすことができます。
掃除しているときにカーテンやラグが吸い付いてしまうことがありますがこの時も高負荷状態となるので吸い付きやすい布などにを掃除するときは注意してください。
衝撃は大敵
リチウムイオンバッテリーはエネルギー密度が高いので強い衝撃には弱い構造です。衝撃を与えることで故障につながったりひどい場合だと発火原因にもなってしまうので落下させたり強くぶつけないように注意してください。
まとめ
掃除機が動かない場合はフィルターやヘッドなどにものが詰まっていないか確認をする。
バッテリーは購入前に保証期間内なのか確認をする。
バッテリーは純正品の購入がおすすめ。
バッテリーを長持ちさせるには適正な温度で保管、使用するようにし使用時も負荷をかけ過ぎないようにする。
最後まで読んで頂きありがとうございました。この記事が少しでもみなさんのお役に立てればと思います。
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