最近ではご近所さんと関わる機会が減ってきましたが、引っ越しした際のご近所さんへの挨拶はその後のスムーズなお付き合いや、勘違いによるトラブルを減らす為にもしておいて損はありません。
特に小さいお子さんやペットがいる場合は、事前に知らせておくことでこちらの状況を理解してもらいやすくなります。
引っ越し挨拶には粗品を持っていきますが、どこで購入するか迷ってしまうもの。今回は引っ越しの挨拶の際に持参する粗品はどこで買うのがいいか。喜ばれる粗品は何か。を筆者の経験も踏まえお伝えしていきたいと思います。
引っ越し挨拶の粗品購入に最適なお店
引っ越しの粗品購入に最適なお店として
- デパート(三越、伊勢丹、阪急)
- スーパー(イオン、イトーヨーカドー、西友)
- ニトリ、
- ホームセンター(DCM、カインズ、コーナン)
- ネットショップ(Amazon、楽天)
があります。
デパートやECサイト以外のお店は、引っ越し先で使う生活用品の購入もできる場所なので粗品をついで買いできるといったメリットがあります。
筆者は3度引っ越しをしてきましたが、全てイオンかニトリで購入してきました。
デパート(三越、伊勢丹、阪急)
粗品だけを買いに行くといった手間は増えてしまいますが、相手にもその手間は伝わります。また同じ商品でもデパートが持つブランド力によって印象が変わります。
丁寧に挨拶をしたい場合や渡す相手の年齢層が高い場合などにおすすめの購入場所です。もちろん熨斗や包装も対応してくれます。
スーパー(イオン、イトーヨーカドー、西友)
食料品から生活用品まで全て購入することができます。食料品購入や引っ越し先の生活用品の買いそろえのついで買いができ効率的です。
包装や熨斗もカウンターで依頼することでその場で対応してもらうことができるのが嬉しいですね。
ニトリ
生活用品に特化した商品が豊富に取り揃えてあり、他店では見かけないようなお役立ちグッズも購入することができます。
引っ越し先で使う品を買うついでに挨拶の粗品を買うことができるので手間いらずです。ニトリでも包装の対応はしていますが1個50円と有料となってしまいます。
ホームセンター
生活用品や梱包資材、ちょっとした家電や自転車や工具まで一通りのものを価格を抑えて購入することができます。
包装や熨斗の対応はお店によって異なるので事前に電話で確認しておくとスムーズです。
Amazonと楽天
ご存じの通りほぼ全てのモノがそろっています。配送先を引っ越し先にして日時指定で依頼しておけば一番楽に購入できる方法です。
気をつけたい点として包装や熨斗のサービスに対応しているか確認が必要です。
金額の目安と喜ばれる粗品
初めて購入される方にとって金額やどんな商品が良いかは気になるところ。筆者が今まで頂いた経験も踏まえてご説明していきます。
金額の目安は相手が気を使い過ぎない程度
粗品を選ぶ際の金額の目安は、500円~1500円程度が一般的なようです。あくまで引っ越しの挨拶に持っていくものなので相手が気を使い過ぎないようにするためにもこれくらいの金額が最適だと考えられているんですね。
どんな粗品が喜ばれる?
もらった際に喜んでもらえる粗品は消耗品で誰もが使うものになります。逆にとても良い品であっても好き嫌いがはっきり分かれるもの(柔軟剤や芳香剤)や自分の好みに偏り過ぎたものは避けるようにしましょう。
1,タオルやふきん
ファミリー層でも一人暮らしでも各家庭で必ず使うタオル。あっても邪魔にならずもらった方もうれしいものです。
2,サランラップやジップロック
こちらも各家庭で必ず使うものになります。場所も取らないので粗品に最適です。
3,高級ティッシュ
普通のティッシュだとチープ感がありますが、高級ティッシュだと全く違った印象になります。高級ティッシュは自分で購入するとなると割高感からハードルが上がりますが、もらえると嬉しいものです。なにより使い心地がとてもGOOD
4,クッキーなど日持ちするお菓子
挨拶のときになかなかタイミングが合わない場合もあります。食品関係は常温で日持ちする商品をピックアップするようにしましょう。
5,食器用洗剤
食器用洗剤にこだわりがある人もいますが、切れた時には予備があると嬉しいもの。少し個人の好き嫌いがありますが粗品としてもらえると嬉しいです。
筆者が挨拶をしたときはファミリータイプの集合住宅といったこともあり、サランラップ、ジップロック、クッキングシートをセットにしたものを粗品として持っていきました。
引っ越し挨拶のマナー
引っ越し挨拶の粗品に熨斗をつけた方がいい?
熨斗をつけるのがベターです。熨斗をつけることで自分の名前を覚えてもらうことができますし、○○さんは挨拶に来てくれたと相手に印象づけることもできます。また熨斗のあるなしで相手が受けっとったときのありがたさも変わります。
このように改めて考えると熨斗にはいろいろなメリットがあることがわかります。
相手が不在の場合はどうする?
挨拶に行く時間は10時~20時が一般的ですが、相手が不在にしていることもあります。この場合は手紙などをポストに投函するなどして再訪するようにしましょう。
ドアノブにかけたりドア前に置いておく方法もありますが、受け取った側としては突然ドアノブに商品がかかっていると少し戸惑ってしまう可能性があるのでこの方法はおすすめしません。
ドアノブにかけるにしても挨拶に来たことを伝える手紙を残すなどしてから日を改めてから行うようにしましょう。
文例(再訪する場合)
はじめまして。〇月〇日に△△(住所や部屋番号等)に引越してきました〇〇と申します。
本日ご不在でしたのであらためて明日お昼ごろにご挨拶にうかがいます。ご不在の場合は心ばかりではございますが、挨拶のお品を置かせて頂きますのでお受け取りいただけたら幸いでございます。
今後とも何卒、宜しくお願いいたします。
小さなお子さんやペットがいて騒がしくなることが予想できる場合は手紙に追加で記載しておくことでトラブルも起きにくくなります。
このように事前に手紙でお知らせしておけば相手を驚かすこともなく『丁寧な方だな』といった印象を持ってもらうことができます。
引っ越しの挨拶をする範囲
マンションや集合住宅では自分の部屋の上下階と左右の4軒に挨拶をするのが一般的です。また、管理人さんや大家さんが近くにいる場合はこちらにも挨拶をしておくのがおすすめです。
戸建ての場合は昔からある向こう3軒両隣の合計5軒への挨拶を済ませるようにしましょう。
筆者は集合住宅に住んでいるのですが、1棟に8軒ほどでしたので全ての方に挨拶をしてまわりました。数が少ない場合は全てまわってしまうというのも一つの手かと思います。
まとめ
引っ越しの挨拶の粗品はデパートで買うのが一番丁寧な購入場所となりますが、スーパーやニトリ、ホームセンターで購入する方が効率的といえます。
筆者としては包装紙よりも中身の方が大切だと思うので今まで引っ越した際の粗品はイオンで購入してきました。購入場所は引っ越し先の状況や渡す相手に合すようにすれば良いと筆者は思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事が少しでもみなさんのお役にたてればと思います。
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