1940年から続く大人気のアニメのトムとジェリーの最終回。
ネット検索やSNSでは最終回が存在するといった情報があります。そしてその最終回はとても悲しく「泣いてしまった」「大切な存在に気付かされた」といった感想があります。
しかしトムとジェリーといえばコミカルないたずらをするといった話でどちらかといえば笑って見れる話が多かったはず…。
最終回だからメッセージ性があるのかな?
そもそも最終回の話は本当なの?
といった疑問が出てきます。今回はトムとジェリーの最終回はあるのか!?最終回の悲しい物語は実在するのかを検証します。
トムとジェリーの最終回は存在する?しない?
検証結果!!トムとジェリーの最終回は存在しませんでした!!
え!?どうゆうこと!?とお思いですよね。私もそう思いました。
どうやらネットやSNSで出てくる情報は作者と全く関係のない人物がつくった話のようです。しかしそのクオリティーとあらすじがよくできているため本当の最終回と勘違いされて広がってしまったようです。
よく似たパターンで思い浮かぶのがドラえもんの最終回です。ドラえもんも最終回は存在しませんが、いくつかの感動的なパターンが存在することで知られています。
トムとジェリーの最終回が信じられている理由
最終回が信じられている理由は
- 話のクオリティーが高い
- 感動的なものに仕上がっている
- メッセージ性もある
といった点が考えられます。パロディーで作られた最終回がいつしか本物のようであるかのように広がっていったのも頷けます。
最終回として広まった話のあらすじ
では最終回として広まった話のあらすじはどんなものだったのでしょうか。
ある日トムが死んでしまいます。しかしジェリーはトムの大切さや失ったモノの本当の大きさに気付きませんでした。
そしてある日トムの代わりに猫がきます。ジェリーはこの猫にもトムにしてきたようないたずらを仕掛けます。しかしその猫はトムではありません。
新しく来た猫はジェリーと遊ぶこともなく本気でジェリーに襲い掛かってしまいます。ネズミが猫にかなうはずもありません。
襲われたジェリーはそのとき初めてトムが自分と遊ぶためにわざと罠にかかってくれていたこと、手加減して遊んでいてくれていたことに気付きます。
確かにこの物語では『いなくなって初めてその人の優しさと大切さに気付く』といったメッセージ性も込められているので最終回のストーリーといわれるとなんだか信じてしまいそうです。
トムとジェリー 夢よもう一度のお話は?
最終回として間違えられやすいお話として『トムとジェリー 夢よもう一度』といったお話があるようですが、こちらは全く最終回のストーリーではありません。
夢よもう一度のあらすじ
ジェリーをいつものようにトムが追いかけていると巨大なブルドッグが現れトムは釘のように叩かれてしまいます。
叩かれたトムは地中に埋まってしまい恐怖から悲鳴をあげます。しかしこれは夢でした。
トムが夢だったと安心しているとちょど前をいたずらをしたジェリーが通ります。トムはいつものようにジェリーをおいかけるのですが、夢で見たブルドッグがいる犬小屋が目に飛び込んできます。
悪夢を思い出したトムは急いで隠れますが犬小屋から出てきたのは夢でみたブルドッグではなく小さなブルドッグでした。
しかしこのブルドッグにトムは夢と同じ目に会わされてしまいます。一方ジェリーは自分を助けてくれたブルドッグと仲良しに。
ジェリーをブルドッグから離したいトムはあれこれと方法を考えますが全てうまくいきません。引き離すことをあきらめたトムは睡眠薬を飲んで再び眠りにつきます。
トムとジェリーはなぜ人気?
トムとジェリーは子供から大人まで楽しめる作品です。公開が始まった1940年から今に至るまで高い人気を誇っています。
そのワケは全ての年代が見てもストーリーを理解できること。動きだけでおもしろおかしさがわかりクスっと笑わすことができる点にあるでしょう。
子供が通う病院やお店のちょっとしたスペースでよくトムとジェリーがテレビに映っているのを目にします。
こういった施設では音がなくてもストーリーを伝えることができるトムとジェリーのような作品がうってつけのようです。
また、かわいいキャラクター性からグッズも多く販売されています。私も子供と一緒に買い物している際に見つけるとついつい買ってしまいます。
トムとジェリーの作品
・映画
トムとジェリーの最新作!!実写とアニメが融合した新しい世界での物語。
・Amazonプライム
プライム会員だと無料で見ることができるトムとジェリーの作品
まとめ
最終回として広まったパロディー作品は話がよくできているので一見すると本当の話かな?と勘違いしてしまいそうなものですが、トムとジェリーの最終回は存在せず物語は今も続いているといった検証結果となりました。
子供から大人まで人気のある『トムとジェリー』はこれからも長く私たちを楽しませてくれるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が少しでも皆さんのお役に立てればと思います。
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