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後だしじゃんけん大好きな俺はいつでも正君

人間関係
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プロジェクトの進行中に方向性が変わったり、上司の真意を把握しきれずに無駄な作業が発生したり上司からの指摘はどうしても出てきてしまいます。
最初から少々の無駄やミスなくプロジェクトを進めるということ自体が無理な話なので仕方ないことです。
起きてしまったものは仕方がないのでそのリカバリーをどのようにしてくかという方が重要になってくると私は考えています。

会議でもこういった前向きな姿勢で仕事にみんなが取組めればいいのですが、会議の参加者の中にたまに潜んでいるのが『後だしじゃんけん大好きな俺はいつもでも正君』です。

進捗結果の報告時に無駄やミスが顕在化するとだいたいいつでも正君は「だから俺はまえにいっていただろ~」「そうなると思っていたよ」などなど数々の迷言を連発してきます。
こちらからすると、「言った後に過程を確認しながらフォローしてきたか?」「そうなると思っていたならその時に言えよ。」という気持ちで頭が一杯になってきます。

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後だしじゃんけん大好きな俺はいつでも正君の特徴

  • 自分は間違わない、間違いたくないと考えている
  • 結果論で話をするので誰でもいえる薄い意見しか言えない
  • 会議の中盤は一切しゃべらずお地蔵さん化する
  • 会議の終盤の結果が見えだしたら急にしゃべりだす
  • 目上からのだめだしの際にはここぞとばかりに乗っかる
  • 自分の考えがないので何かプロジェクトを進めるのは苦手
  • 決まっていないことに関して意見を聞かれることが苦手
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特徴から考える付き合い方

とにかく自分の身は安全圏におきそこから相手を攻撃するという卑怯なタイプの人間です。
ドラえもんで例えるとスネ夫が一番近いキャラになります。
実害レベルでいうと中レベル。
あなたがもしこのタイプに攻撃されているとしたら、正君からするとあなたは攻撃できる(のび太)と認識されています。
このタイプは

  • 結果論で口出しできないようにすること
  • 口出しすることに対して責任を伴うこと

2点を理解させ後出しじゃんけんできないようにしてあげましょう。

会議の席で後出しじゃんけんしてきた際には、まず相手の意見を率直に受け入れ「ご指摘頂きありがとうございます。」と丁寧にお礼を伝えます。その後に「私はまだまだ未熟ですので次回にミスやトラブルが発生した際にはその都度ご指導ください」と伝えるだけでOKです。

「都度ご指摘ください」という言葉には

  • 後出しじゃんけんするなよ
  • 結果が出る前の指摘なのでおまえにも責任が発生するぞ

という意味合いが含まれます。
これを会議参加者全員に証言者となってもらうことでもう正君は後出しじゃんけんが出来なくなります。
それでもうるさい正君の場合はトラップを仕掛けてしまいましょう。

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トラップの例

Aという提案、Bという提案があります。
「Aとう提案を部長にしたら怒られてしまいました。」と伝えると正君はBのメリットとAがいかにBに劣り提案自体がどれだけバカげたものかをこんこんと説明しだします。
説明が一通り終わったところで、でも社長はAの商品をとても気に入ってくれて採用されたんです。というとどうでしょうか?
正君の意見は社内的に間違っていることになり間接的にAを評価した社長をもだめだししていることになります。
正君が一番きらう間違いをしたことになってしまいます。

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正君の良い点

正君の良い点を挙げるとしたら自分の信念がないので変わり身がとても速いことです。
ですので、もしあなたが有利な立場にいるとあなた側に立って意見を言ってくれるでしょう。
しかしこれには注意が必要です。
正君があなた側にいるのは価値観が合っているからでも考えが一致したからでもありません。
ただただあなたが有利な立場にいるからです。
数合わせや多数決を取る場などで活用し心を許しすぎないように心がけてください。

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まとめ

彼らは間違うことを極端に嫌います。敵対する場合は発言に責任を伴わせ黙らせるかトラップを仕掛けて発言機会を減らすようにしましょう。
また、自分の意見をもっていないので決まっていないことに対して意見を聞かれることをとても嫌がります。会議の場などでは「○○さんはどう思われますか?」と発言をうながして終盤の出番を事前につぶしておきましょう。

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